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狼.陛下の花.嫁の二次創作です
狩りシリーズ キウイ狩り(前)
2015年12月03日 (木) | 編集 |
さて、今回は今年最後の狩りシリーズでキウイ狩りです。
キウイ狩りは初めて行きましたが、やっぱり自分で選んで獲るという作業が楽しいですね(o^^o)

【設定 本物夫婦】
【青慎は陛下の正体はまだ知りません。夕鈴のことは貴族の李翔さんに嫁いだと思っています】


「陛下、実家に帰らせて下さい」

こんな衝撃発言が夕鈴の口から飛び出したのは夕食後。
さぁ今日も美味しく兎を頂こうとした陛下が地の底には叩き落されるには十分すぎる発言だった。
パニックに陥りながらもなんとか気を取り直した陛下がどういうことか尋ねたところ、こういうことだった。

「実は、青慎から手紙が届いたんです。」
と一通の紙を差し出した。



………………………………

姉さん、お元気ですか?
実は几のおばば様から姉さんにキウイの収穫を手伝って欲しいという相談を受けました。
流行の風邪で何人も倒れてしまって人手が足りないそうです。
貴族の奥さんになった姉さんに頼むのは間違っているかもしれませんが、おばば様からのたっての希望で僕からは断りきれませんでした。

もし李翔さんが許して下さったら手伝ってほしいのですが、聞いてみて頂けませんか?

あと、几鍔さんから、とある2人組を探してほしいと頼まれました。
どうも下町には見当たらないので貴族の屋敷で下働きをしているかもしれないそうです。
梨園で几鍔さんの手伝いをした2人組で、1人は神経質そうな顔つき、もう1人は優男風の外見で2人とも髪は長いそうです。

商売のイロハが身につくまで几商店で雇ってもいいと考えてるようで、今回探せたら一緒に手伝わせてはどうかとのことです。
この話だけだと探すのは難しいと思いますが、心当たりがあれば探してあげて下さい。

…………………………………………

「…なるほどね。状況はわかったよ。」
「おばば様からの頼みですし、多分人手が足りなくて相当困ってるんだと思います。
陛下、行ってきてもいいでしょうか?」
「うん。その代わり僕も一緒に行くからね」

ところが

「ダメです!この年末の忙しい時期に陛下まで下町に行くことは絶対に許可できません!」

キッパリはっきり李順に否定され、どうしても陛下の同行は今回は無理となった。

「ごめんね、夕鈴」
しょんぼりと肩を落とした陛下に夕鈴は優しく微笑み

「いいえ。今回は遊びじゃなくて几商店の手伝いですから、まさか陛下にやらせるわけには行きませんよ。
しっかりおばば様の役に立ってお土産もらってきますからね」
とやる気に満ち溢れた返事をするのだった。


「ところで、手紙にあった2人組ってどうやって探せばいいのかしら」

さすがに貴族の下働き1人1人のことまで詳しく知っている人物に心当たりはない。

「水月さんは下働きの人までは顔は広くないわよね。一応聞いてみようかしら」




「…下働きの者…ですか?お妃さま」
「はい。やっぱり無理ですよね?」
「さすがに、私もそこまでのつながりは難しいですが、何とか探してみましょう。ところで、どうして下働きの者を探しているのですか?」

水月につっこまれた夕鈴はどう答えようか一瞬戸惑った。

「えっと、あ、あの、ひいきにしている商人の方から頼まれたんです。
なんでも梨園で仕入れの手伝いをしてもらって、是非今回も手伝いをしてもらいたいのだけど、下町では見かけないらしくて」

「そうでしたか。では手がかりを聞いてみますので、それぞれの特徴を教えて下さいませんか?」

「あ、はい。手伝った方の1人は長髪をきっちりと後ろで1つに束ねて、神経質そうな顔つき。もう1人は長髪をゆったりと後ろで束ねて優しげな顔つきですって。
ふふっ なんかまるで方淵殿と水月さんみたいですね。」

「まさか私達みたいな2人組の商人見習いですか。それは面白いですね。それで、その商人の方はどのような方ですか?」

「ええ。隻眼の、目つきの悪い人です」
「えっ!!」
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