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狼.陛下の花.嫁の二次創作です
小犬の黎翔さん 22
2016年06月19日 (日) | 編集 |
こんにちは。
今日は昨日よりも涼しくて少しは過ごしやすかったですがなんだか夜は雨みたいですね。
今日もいつもの猫好き友達と猫グッズのイベントに行って参りました。
またかわいいアクセサリーを購入出来てご機嫌で帰ってきました。

何か更新しないと…とたまには違うシリーズでもと思ったのですが
なんだか前回の終わり方で続きがどうなるか気になっている方もいるようなので
とりあえず小犬を更新してみようかな。

そしていつものごとく、書き始める今はまだ何も話が決まっていません。
さて、どんな風に指が動いてくれるかな。
とりあえず書いてみます(ああいい加減)


黎翔が出て行ってしまい、しばらく外を探したが田舎の夜は真っ暗になってしまうので
そんなに遠くまで探しにも行けず、夕鈴は家に戻ってきた。
心配そうな青慎には「李翔さんは忙しい人だから」とごまかして部屋に戻る。

「結婚してほしい」

まさかそんなこと言われるなんて…

好きだとか甘々な言葉は前から聞いてはいたけど
今までそんなこと言われたことがなかったのですぐには信じられず
きっとからかってるんだと思っていた。

「好きか嫌いか…それで言えば嫌いじゃないけど」

この時の夕鈴はそれが正直な気持ちだった。
いや、多分考えないように無意識に自分の中で線を引いていたようだった。

何しろ弟のために働いてお金をためないといけない。
自分の望みとかそんなことは考えたこともなく
今やれることを精一杯。
いつだってそう考えて生きてきた。

だから周りで彼氏が出来たとか話を聞いても自分には関係ないものとどこかで思っていた。


結局ほとんど眠れないまま朝になったが翌日になっても黎翔から連絡は来ないままで
そのまま数日が過ぎて行った。

さすがにどうしたのかと思ったが連絡する術もなかったし
あの時何で黙ったままで追いかけなかったのか、自分が嫌になってしまった。

と、そんな日の夜。

窓を叩く音がして開けてみると、そこには1匹のリスザルがいた。

「えっ?」

姿を現したのは浩大だった。

「浩大さん! あれ?その姿は…」

「あはは。田舎だしさー。サルがいても不思議じゃないからね。
さすがに都会じゃせいぜいカエルくらいじゃないとあちこち移動するのは難しいけど
サルの方が移動楽だし。こっちの方が手足も自由に使えるからさ」

「ね、夕鈴ちゃん、あれから陛下のこと気にならない?」

「なるわ!今どうしてるの!?」

「うん?戻ったよ、白陽国に」

「え?」

「いやー、向こうでさ、ちょっとしたゴタゴタが起こってね。
陛下が夕鈴ちゃんのところ出てすぐ戻ったんだ。
陛下もさ、何も言わないからどうなってんのかなーと思ったんだけど
昨日やっと命令が出て俺がこっちに派遣されてきたってわけ」

どうも、あの時本当に李順から呼び戻されてすぐに帰らないといけなくなったということらしい。

「陛下さ、しばらく戻ってこられなそうなんだ。
ほんとはね、あのタイミングで告白なんかする予定じゃなかったみたいだけど
すぐにでも戻らなきゃいけない。もし夕鈴ちゃんがOKしてくれたら一緒に連れていきたいって思ったみたい」

「え!?」

「ま、あのタイミングでOKなんかもらえるわけじゃないってわかってたから
なんで言っちゃったんだろうってすこーし落ち込んでるみたいだよ。
だからすぐに俺に命令出せなくてさ。
あの人が真剣に落ち込んでるのって珍しくてさー。ちょっと面白かったけどね。

で、どうなの?」

「どうって…何が?」

「だからさ、陛下のこと。
前も話したと思うけど、陛下が本気だってことそろそろわかってるはずだよね?
あの人難しいからさ。一体どう考えてるのかって俺にはわからないけど
でも今まで人に対して興味持ったことなんかなかった人が告白したってかなり大したことだと思うんだよね。
それだけ思いが溢れてるってことだと思うよ。

これからのこと、夕鈴ちゃんの気持ち、後先のこととか何も計算しないでつい口から出ちゃうほどに…ね。」

「…」

「夕鈴ちゃんもさ、あの時言葉に出来なかったのってどういうことかわかってるんじゃないの?」

その言葉を聞いて、それまで気持ちに蓋をしていた夕鈴だったが
改めて自分に問いかけてみた。

「ね、浩大さん、私…あの時嫌じゃなかったの。
几鍔と結婚って話を聞いた時は冗談じゃないと思ったし
すぐにでも断らなきゃって思ったのに。
黎翔さんから言われた時、最初はまたいつもみたいに
人をからかってって思った…ううん、思おうとしたのかな?
でもその後の黎翔さんの言葉を聞いたら何も言えなくなって。

私、わからないの。どうしたらいいのか。
だって万が一そんなことになってもこの世界を捨てるわけにはいかないのよ。
青慎だっているし。
こっちの世界にいる人とでも結婚なんてまだ考えるわけにはいかないのに。

でもね、黎翔さんがいないと…たまらなく不安で。
何をしていても気になるの」

「それって答え出てんじゃん」

「え?」

「夕鈴ちゃんの中での陛下への気持ち。
結婚するとかしないとかじゃなくてどんな存在なのか…さ」

「ま、今はどうのって考えられないと思うけどさ。
俺はあの人の道具だけどお兄ちゃんでもあるんだよね。
だからさ、きちんといつか向き合ってやってよ。
夕鈴ちゃんといるとさ、あの人は人間らしいんだよね。
あのままあっちの世界にいたら血が通ってるのか?って感じだったから」

んじゃ今日はこれでって浩大はあっという間に森の方へ消えて行った。

残された夕鈴は少し頭がスッキリした感じだったが
その代わりにボフンっと湯気が出るほど赤面してしまった。

「え?え?あれ?この気持ちって…
私黎翔さんのこと好きってこと…?」

頭をブンブンふって否定しようとしたが
一度芽生えた気持ちに気付いてからはなんてことを言ってしまったのかと
激しく動揺してしまった。

「違うわよね。いつも一緒にいたから気になる…だけじゃないのかな///
わー!!!!もう寝よう!」


その頃浩大が去っていった庭にぽつんと独り言が響いた。
「全く…誰がお兄ちゃんだ」

そしてまた人知れず彼も戻っていくのだった。


***********************************************

(続く)

進まない…いや、夕鈴鈍感すぎ。
なんだか自分の中では少しずつ進んでるんだけど
読んでる人は進展なくてつまんないかなーとか思ってしまいました。
個人的に話を聞く浩大兄ちゃんが好きなので彼に登場してもらいました。
いや、夕鈴と陛下に任せておいたら全く進まないんだもん。
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コメント
この記事へのコメント
小犬さんだあ~(*´▽`*)
ちゃんと進展してますよ!
鈍感な夕鈴、私は好きですv
恋に気付くまでと気付いた後、どう変わっていくのか楽しみです(*^▽^*)
私も夕鈴と浩大の関係、浩大が相談役?みたいなの好きです。
続きも楽しみです♪
2016/06/20(月) 13:31:30 | URL | かざね #-[ 編集]
かざね様
一番乗り!コメント嬉しいです♡ありがとうございます。
進展してますか!?よかったぁ(*^o^*)
浩大のポジションいいですよね。ほんと稀有な存在です。なんか素直になれちゃっていつの間にか本音を言ってるみたいな。かざねさんが小犬好きって言って下さるので頑張って書こうという気になります♪続きもお待ち下さいね( ´ ▽ ` )ノ
2016/06/20(月) 19:57:38 | URL | まるねこ #-[ 編集]
小犬(*≧∀≦*)!
ようやく気づいたかな?夕鈴さん、自分の気持ちに( ̄▽ ̄)
浩大、なかなかいい仕事してますな(゜∇^d)!!
黎翔さん。見に来たの…?
2016/06/20(月) 22:50:00 | URL | ふじ兎 #-[ 編集]
ふじ兎様
いらっしゃいませ!小犬更新しましたよ!
浩大いい仕事してるんです。様子を見守るお仕事のはずが、相談相手になっちゃってますからね。ただ、距離感を誤るとどこかから小犬が覗いてるので怖いことになりますww
小犬、自分で話に行けばいいのに、というツッコミを入れたくなりますよねぇ
2016/06/21(火) 02:56:59 | URL | まるねこ #-[ 編集]
こんばんは|д゚)チラッ
子犬の続きだ~(*≧∇≦)ノ♪

やっと夕鈴気づいたね。:+((*´艸`))+:。ウフフ
さぁ!!子犬さん頑張ろ~♪ヽ(´▽`)/
2016/06/23(木) 20:59:23 | URL | りこ #-[ 編集]
Re: こんばんは|д゚)チラッ
りこ様コメントありがとうございます♡
はい、気づきましたよー♪ここからです!小犬さんに頑張ってもらわなきゃ(^ν^)♪
2016/06/23(木) 21:02:11 | URL | まるねこ #-[ 編集]
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2016/06/25(土) 17:34:11 | | #[ 編集]
けい様
あはは。そうなんです。コッソリ更新してました。
やっと気づきましたよー。
そして小犬…ほんとに、コッソリ覗くなら自分で会いに行けばいいのにねぇ。本誌より更に臆病なんで中々小犬の姿でコッソリ覗くくらいが精一杯なんですよ^^;
2016/06/25(土) 18:46:46 | URL | まるねこ #-[ 編集]
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2016/06/26(日) 23:47:02 | | #[ 編集]
もずく様
コメントありがとうございます( ´ ▽ ` )ノ
遅くても全然構いませんよー!むしろ嬉しいです♡
多分あまり更新に気づいてる方はいないみたいですし、反応ないとつまらないのかなと思っちゃって不安になるので^^;
焦れ焦れ、自分は読むの嫌なのにこれは焦れ焦れハンパないですよね。
まぁくっついた時点で終わっちゃいますけど^^;
好きと言って下さってホッとしました(≧∇≦)
続きも頑張ります。
2016/06/26(日) 23:55:40 | URL | まるねこ #-[ 編集]
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2016/06/28(火) 22:18:26 | | #[ 編集]
タイフーンです様
お久しぶりです(≧∇≦)
最近お姿を見ないと思ったら、お忙しかったんですね。きっとそうなんだろうなと思ってましたが寂しかったですよー。
じわじわ近く感じで大丈夫ですか?よかった、安心しました(^^)
頑張って更新しますねー。またいらしてくださいませ♪
2016/06/28(火) 22:42:47 | URL | まるねこ #-[ 編集]
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