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狼.陛下の花.嫁の二次創作です
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初雪 それは始まりの合図
2015年12月26日 (土) | 編集 |
さて、昨日の青慎サイド『初雪とともに』のカップリングSSで今度は夕鈴サイドのお話です。

ちょっと都合よすぎな展開ではあります。


【今回はコミックス13巻の内容を含みます】

まだ買ってないよーというコミックス派でも買えてないという人は

ここでリターンしてくださいね。

いきなり最初からネタバレですから























「私も貴方と一緒にいたい」

「あなたがいるならどこだっていい」




陛下と共に生きることを決めて本当の花嫁になった。

大変なことはたくさんあるけど後悔はしていない。

・・・・・・・・でも一つだけ心に引っかかっていることがあった。




「ちゃんとお別れを言ってない・・・」


***************


「陛下・・・・・・お願いがあります」


そうお願いして一人で下町に帰ってきた。

どんな顔をその時自分がしていたか分からないけど
陛下は一瞬だけ驚いた表情をしただけで私の顔をしばらく見つめた後
何も聞かずただ一言、「いいよ」と言ってくれた。



でもいざ帰ってみてもなんて説明したらいいかわからない。
青慎に嘘をついていたくないけど、真実を話したら、あの子にも秘密を抱えて生きていくという重荷を背負わせてしまう。
官吏を目指しているあの子にそんな負担はかけたくない。


結局、帰ってもどうしていいか答えも出ないまま、とりあえず朝食の支度をすることにした。


帰ってきた私を見た青慎はびっくりしていたけど
今まであったこと、昨日はどうだったとか模試が1番だったとか嬉しそうに話してくれた。


・・・・そうして・・・


「姉さん、いいんだよ。
別れの挨拶とかいらないから。
幸せなんだよね。それだけで僕は十分だよ」


そういっていつものように学問所へ向かっていった。



残された夕鈴は庭に出てボーっと空を見ていた。


カサカサと落ち葉を踏み分ける音が聞こえても驚きはなかった。
なんとなく最初からわかっていたのかもしれない。


空を見上げたままの夕鈴を、近づいてきた人物は優しく後ろから抱きしめた。


「お別れは済んだ?夕鈴」

「・・・陛下、あの子、何も言わないのにわかってたんです」

「・・・うん」

「幸せなんだよねって。それだけで十分だからって言われちゃいました」

「・・・うん」


陛下は何もかもわかっていたかのように更にぎゅっと抱きしめる。


きっと青慎には陛下の身分とか、そんなことは分かっていないだろうけど。
そんなことは関係ないんだって。
私が幸せならいいんだって言ってくれた。



陛下の本物の花嫁になって幸せだったけど
何も言わずに家を出たままになっていたことにずっと罪悪感があった。


きちんと話さなきゃ。そう決心して陛下にお願いして実家に帰ってきたものの、
実際はどう話していいか迷っていた。



「今まで、青慎は子供だし、私が守らなきゃってずっとそう思って必死になってました。
私の中ではあの子はまだ幼いままだったんです。
…でも違いました。

あの子、いつの間にか大人になってたんですよ。
守っているつもりが、いつの間にか守られてました。

…私、いいんですね。陛下のお傍にいても」


「そうだよ、夕鈴。君の居場所はずっとこの腕の中だ。
それはこの先何があっても変わらない」


「陛下・・・」


後ろから抱きしめられたまま、夕鈴は涙を流し、
背中の温もりにいつまでも身を委ねていた。




二人が王宮へ帰り、
誰もいなくなった汀家の庭には雪が降り積もる。

二人がいた形跡を消すかのように。



真っ白な地にこれからそれぞれの色を刻んでいくように

全てはここから始まる。


雪が一面を真っ白に染めていく。




***************


完全なる妄想にここまでお付き合いくださいましてありがとうございます。
真面目なお話って文章力ないと難しいです。

これも真剣な顔をして仕事中にずっと考えてました←おい

隣の席の人は一体何をそんなに書いてるんだと思ったに違いないです。
ちょっとご都合主義的な話になりましたが、そこはご勘弁を。

なんとなく年末から新年にかけて今までの色んなことをリセットして新しい人生を始めるみたいな感じでUPした方がいいかなと今の時期にしました。

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コメント
この記事へのコメント
このお話。好きだなあ。
しみじみ、心が温まります。
2016/02/27(土) 13:34:39 | URL | けい #-[ 編集]
Re: タイトルなし
けいさん

ありがとうございます。
けいさんの青慎のお話もしんみり心が温かくなって好きです(o^^o)
なんか余韻が残るようなお話を目指しているのでそういってもらえると嬉しいです。
またこういうの書ければいいんだけど。
2016/02/27(土) 13:53:35 | URL | まるねこ@ねこ #-[ 編集]
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